肌とか髪とか化粧品とか医薬品とか

昨日の続きな感じでもう少しふみこんで書いてみましょう。

まあ肌は髪の毛とはちょっと違うのでちょっと畑違いではあるのですが(;^_^A

それでも我々理美容師さんたちは学校でもこの肌というものについては一応習いますんで全部専門外というわけではありません。

まずはひとつめ。

肌と髪の毛って別ものなの?





どちらもたんぱく質が主成分ですがメインのたんぱく質が別物です。

髪はケラチン、肌はコラーゲンがメイン。

そしてなにより髪は死細胞で、肌は生きてます。

つまり肌は治るってことですね。

これかなり重要。

髪は死んでる細胞、代謝をしないので治ることはありません。

よくあるトリートメントがあなたの髪をよみがえらせるっていうのは現代科学では不可能です。

この先はわかんないですけどね…。

化粧品と医薬品ってなにがちがうの?



よくCMなんかで見かける言葉。

化粧品、医薬部外品、医薬品。

簡単に説明すると、あとになるほどよーーく効きますよってことです。

体に効く、つまり治すことができると表記できるのは医薬品のみ。

それ以外が治るって書くと法律違反になります。

誇大広告ってやつですね。

お薬ってことです。

ただ、よく効くってことはそのぶん副作用とか反動も大きいってこと。

ハイリスクハイリターンなのでお医者さんの処方が必要になるのです。

理美容師さんが使うのは化粧品レベル。

それでもそのへんの雑貨よりぜんぜん安心度は高くなってくるのです。

肌と化粧品



昨日の記事でも書いたように、化粧品は肌どまりです。

医薬部外品や医薬品は経皮吸収といって肌から吸収されてからだになんらかの影響を及ぼすことのできるレベル。

化粧品は肌、しかもその中でも表層の角質までにしか影響がない。

どれだけ高級な化粧品で、成分も高級だとしてもしょせん角質層レベル。

ここだけは覚えておきましょう。

誇大広告な化粧人に惑わされないためにもね☆