毛穴につまった脂よごれがあなたの髪の発毛を邪魔する!!…のは本当??

スカルプケア、頭皮の育毛促進、発毛促進、etc.…。

理美容室だけでなく大手のヘアケアメーカーで頭皮のケアというものはマストメニューとなっております。

ヘッドスパなんかもそうですね~結局のところ髪になにがいいのか、よくわからない。

そう、実は医学的にもこれだ!っていうのはわかってないんですね。

というわけで今回はそんなよくわからない髪と頭皮の関係のひとつ、

『毛穴につまったよごれが髪の育成を邪魔する説』についてです。

皮脂ってそもそもどんなもの?



くわしーく書いていくととんでもなくむずかしい言葉が並んでしまうのでかいつまんでいきます。

一般的にいわれる皮脂というのは毛穴にある皮脂腺から分泌される脂肪酸(ワックスエステル(約25%)、スクアレン(約12%)、トリグリセライド(約60%))がにじみでてきて、汗腺からでてくる汗などの水分と混ざって乳液上になったものです。

お肌すべすべのもとですね。

この皮脂成分のバランスが崩れたり、そこに住んでる表皮常在菌のバランスが崩れると、それら脂肪酸がうまく分解されなくて毛穴につまったりそれが元でニキビになったりとかするわけです。

要はお肌の調子のバランスは①脂肪酸のバランス、②表皮常在菌のバランスでかなり変わってくるってことです。

毛穴につまった脂とは…



で今回のタイトルに着目。

毛穴につまった脂よごれですね。

脂肪酸のうち、ワックスエステルとスクアレンは比較的安定な物質で分解もされないんです。

問題はトリグリセライド。

これは分泌されてそこから毛穴にいる表皮常在菌が分解してくれるので肌の表面にでてくるころにはかなり少なくなっています。

しかし過剰分泌やら常在菌のバランスやらで分解されないと、毛穴につまりがちになりそれが酸化され、刺激物質になって肌によくない、ということになります。

ただしですよ。

ある程度のつまり具合は必要だと考えます。

というのも、その毛穴に少しだけ脂分があることにより、外部からの水分、油分、よごれ、化学物質などのよけいなものが毛穴に侵入することを防いでくれるわけです。

たまに育毛メーカーが毛穴のつまりが髪の育成を阻害とか言いますが、そんな毛の成長を邪魔するほど固まるくらい髪を洗わない人も現代ではいないわけで。

やはり脂の取り過ぎはよくないですね。

最後に



どうしても現代人は汚れとかにおいに敏感すぎてシャンプーをしすぎてしまう傾向にあります。

気持ちはわかりますが何ごともほどほどです。

界面活性剤を使い過ぎないようにしましょう。

おススメのシャンプーとしては界面活性剤の入っていないハーブシャンプー。



本当に肌と髪の毛を大事にしたいならこれがいちばん体に優しい。

説明書もお付けしますよ☆