高級なヘナ・高品質なヘナ1

いま日本には商品としての『ヘナ』は腐るほどあります。
試しに『天然ヘナ』で検索してみてください。
どれがどれやねん!何が違うねん!
みたいな突っ込みがいくらでもいれれます。

結局、『いいヘナ』ってなんなの?

これを考えてみたいと思います。



このことを考えるにあたり、原産地インドについて想像力働かせながら考える必要があります。
ヘナ事業はインドでは重要な産業。なので国営です。
ですから、日本を含め外国企業が勝手に現地の作り手さんと直接契約結ぶのは違法。だからこれを謳っている会社は怪しい。

そして、これがちょっと気をつけないといけないのが、インドで言うところの『天然100%』。
インドで100%は『0か1か』ではなく『≒(だいたい一緒)』も含まれます。これが日本の感覚とのギャップを生みだす。

いいか悪いかじゃなく、文化、感覚が違うということを考慮に入れて付き合う必要があります。
これに輪をかけて、最近日本国内の天然100%ヘナを謳う会社のヘナから、化学染料が少量検出されました。
しかも、2007年に問題になって自主回収を余儀なくされたヘナに含まれていた問題物質ピクラミン酸です。
ますますもって何を信用して使えばいいかわからなくなります。

なにが本当に『最高級』で『Aランク』で『信用がおける』ヘナなのか。次は僕の考えを書いてみます。