ハナヘナQ&A - 基礎知識と商品効果について -
ハナヘナ基礎解説 - ハナヘナとは? -
- Q.ヘナって何?ハナヘナとは?
-
インドが原産地のミソハギ科の植物です。
髪の色を染める場合、色素成分がもっとも多くある葉っぱの部分を乾燥・粉砕し、水やお湯に溶いて使います。
オレンジ色しかなく、白髪にしか染まらず(黒髪も染まるが見てわからない)、トリートメント効果があります。ヘナの色素は髪の内部で重合するので色落ちも少なめです。
- Q.ハナヘナとヘナって何か違うの?
-
ハナヘナは『ただの純粋なヘナ粉』を作るようにシステム化されたヘナです。
ヘナというと一般にこの植物を使ったヘナ粉全般(メーカー問わず)を指します。ヘナの中には天然100%をうたいながら化学性のカラー剤が混ざっていたり、ほとんど染まらない粗悪なものも含まれているんです。
ハナヘナは、できるだけ純粋なヘナの葉を加工できるように手選別という方法を採用しています。詳しくは下記のページをごらんください。
詳しくは→ハナヘナとは?
- Q.染まり方はみんな同じなの?
-
髪質のちがいや染める前の髪の状態によって個人差があります。自然素材なので全員の染まり方が一定になるわけではありません。逆にいえば同じ色を使っても個性が出るということなので、自然な色を楽しみましょう。
- Q.開封後はどれくらいもつの?
-
密封容器に乾燥剤をいれて暗所保管をしてもらえれば半年はもちます。
ただし、ハナヘナは完全天然100%なので防腐剤が入っていません。湿気などにもあまり強くないのでできるだけ早めに使ってください。開封後は絶対に水をつけないようにしてください。
- Q.自分に合う色がわかりません。
-
詳しく相談したい場合は、お問い合わせからご質問ください。お客様の髪の状態、白髪の量や長さ、パーマやカラーの履歴、なりたい髪の色などをお伝えくだされば個別にお答えします。
- Q.男性でも使えますか。
-
問題なく使えます。男女で髪の太さによる染まりのちがいはありますが、基本的にはそこまで変わりません。
- Q.頭髪以外も染まりますか?
-
皮膚は染まりますが数回のシャンプーでとれます。お風呂場の床や壁はすぐに洗い流せば問題ありません。
- Q.染める時にかぶれることはありますか?
-
100%安全とは言い切れません。比較的アレルギーの少ないのがヘナですが、植物アレルギーのある方や、インディゴに関してはマメアレルギーのある方などはかゆくなったりすることがあります。使う前はパッチテストを推奨しています(しない場合は自己責任となります)。
- Q.色をきれいに保つにはどうしたらいい?
-
定期的に毛先まで染めてください。一か月に1回ハナヘナをするとして、2,3回に1回は毛先まで染めると、非常にきれいな髪の色と艶になります。
- Q.もともとの髪の色も変わりますか?
-
ほぼかわりません。ハナヘナにはブリーチ効果はないので明るくしたりはできません。白髪は染まりがわかりますが、黒髪は色的に見てもほとんどわかりません(染まってはいる)。ヘアカラー剤で染める前の色がブラウンや金髪の場合は使うハナヘナによって色の見え方は変わります。
- Q.白髪を染めた後の仕上がりを知りたいのですが…
-
ハナヘナはかなり染まりのいいヘナですが、普通の白髪染めカラー剤ほどではありません。白髪をぼかす感じと思ってください。そして、その仕上がりは白髪の量と使う色のバランスで大きく変わります。ただ、質感は間違いなくよくなります。太く、しっかりとした髪質かつ艶がでます。
写真で確認したい場合はこちらの仕上がり写真集をご参考ください。
- Q.髪をブラウンにしたいのですが。
-
申し訳ございませんがハナヘナは黒髪をブラウンにはできません。もし白髪が多ければハーブブラウンをしっかり長めに置く、またはハナヘナナチュラル使用→インディゴ使用といった二度染めという技法を使えば白髪自体はブラウンになります。
白髪がちらほら程度ならハーブブラウンをするとブラウンのメッシュが入るイメージです。
- Q.髪を自然な黒髪にしたいのですが。
-
ハナヘナは白髪を真っ黒にはできません。ですが、かぎりなく黒に近い藍色、グレーにはできます。ハーブマホガニーをお使いください。長めに(約二時間)置くことで白髪はほぼ黒髪になじみます(個人差はあります)。
- Q.二度染めってなんですか?
-
ハナヘナナチュラルをまず髪の毛全体につけて一定時間放置、流した直後に今度はインディゴを全体につけて髪の色を染める技法です。この場合、ハナヘナナチュラルもインディゴも放置時間は長ければ長いほどしっかりきれいに染まります。
この二度染めで染めた白髪は、白髪とわからないレベルでしっかりと染まってくれます。一番おすすめです。
ハナヘナの商品・効果について
- Q.オレンジ色以外に色はありますか?
-
ハナヘナナチュラルはオレンジ一色です。天然100%なので天然のヘナの木の葉からいろいろな色がでることはありません。ただし、これも天然100%のインディゴ(インド藍)を使い、混ぜることによってブラウンやグレーにちかい色を作ることができます。それらがハーバルブラウンやハーバルマホガニーです。
- Q.乾いた髪に使用してもいいですか?
-
全く問題ありません。ただ、濡れた髪の方が塗りやすいです。また使用量も少なくてすみます。
- Q.放置時間はどのくらいですか?
-
しっかり染まったと判断できる最低限の時間は約45分です。インディゴを混ぜたものを塗る場合は最長でも2時間(それ以上おくとねらった色にならない)ですが、ハナヘナナチュラル単品の場合は置けば置くほどしっかり染まります。
さらに髪にヘナの油分が供給されるため、髪の毛がきれいになります。
- Q.ヘアキャップは使った方がいいの?
-
どちらでもかまいません。ただしラップはしっかりと巻いてください。垂れてくるのを防いだり、巻いた上から髪を押さえつけることで塗りムラを防ぐことができます。厚手で幅の広いヘアバンドなどを巻くと垂れてくるのを防ぎつつ気になる顔周りをしっかりと押さえてくれるのでおススメです。
- Q.素手で使えますか?
-
ハナヘナは染まりが非常にいいので手にも色がついてしまいます。何回か石けんで洗えばとれますが、面倒な人は手袋を使いましょう。
- Q.パッチテストはしないといけないの?
-
パッチテストは推奨です。体調やその時の気候などにもよってアレルギーが発症することもあります。毎回ヘナを使う48時間前にパッチテストを行ってください。やらない場合は自己責任となります。
- Q.妊娠中のヘナは大丈夫?
-
絶対大丈夫とは言い切れません。ヘナは身体を冷やします。いつもハナヘナをしているならまだしも、個人的見解ですができるだけ妊娠中は普段とちがうことをしない方がいいと考えます。初めてヘナをするなら妊娠中は避けた方が無難です。
- Q.パーマや縮毛矯正はかかりづらくなりますか?
-
ハナヘナを熟知している理美容師さんなら問題ないと思いますが、一般的には少しかかりにくくなります。ハナヘナの使用回数や使っている程度にもよるので、施術前に理美容師さんと相談してください。失敗の原因となります。
- Q.ヘアアイロンとの併用はできますか?
-
大丈夫です。ハナヘナは熱と相性がいいです。艶が増し、きれいになりますがくれぐれも高温すぎないようにしてください(100度前後)。
- Q.色落ちはありますか?
-
あります。まずハナヘナナチュラルですが一か月もすると少し色落ちが見られます(個人差、染め時の放置時間にもよる)。インディゴを使った場合、染めた直後に水分が足りないと時間の経過や髪質で紫がかることがあります。気になり始めたらまたハナヘナを使ってください。
- Q.ヘアカラーをしている髪への色の出方、影響は?
-
ハナヘナでの染色のイメージを絵の具、髪の色を画用紙だととらえてもらえればイメージしやすいと思います。白髪は白のキャンバス、カラー毛は茶色のキャンバス。ヘナナチュラルはオレンジ色でインディゴは藍色の絵の具です。白のキャンバス(白髪)にオレンジの絵の具(ナチュラル)を塗るとオレンジ色ですが、茶色のキャンバス(カラー毛)にオレンジを塗ると…というようにイメージしてもらえれば想像しやすいです。
また、カラー毛のような傷んでいる髪の場合、若干きしみが出ます。これは髪の繊維が引きしまり、健康毛に近づいているので傷んだわけではありません。扱いづらい場合はDO-Sトリートメントなどをたっぷりお使いいただくとしっとりサラサラになります。