ハナヘナの使い方、染め方をイラストでご説明!

普段、おうちで市販の白髪染めを使っている方は、はじめてのヘナに戸惑うことも多いと思います。化学染料による白髪染めとヘナでの塗り方はやはり違うものです。

ハナヘナとはどんな白髪染めなの?→ハナヘナってなに?

「どうやって染めたらいいのかわからないよ~」という方のために、イラストでハナヘナの使い方をわかりやすく説明しています。ハナヘナをセルフで塗るやり方の参考になればと思います。

1.はじめてのハナヘナの前に準備するもの

はじめてのハナヘナをする前に準備するものです。シャワーキャップはラップで代用してもらってもかまいません。垂れ防止には、ティッシュでも厚めのキッチンペーパーでもOK!

はじめてハナヘナを使うときは、念のためお風呂場など床が汚れてもいい場所でするほうがいいかもしれません。

2.ハナヘナペーストの作り方

ハナヘナペーストは粉1に対してだいたい3.5倍~4倍の水、またはお湯を入れて作ります。経験上、ハナヘナナチュラル単品なら4倍、ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴの場合は3.5倍ほどの水かお湯を入れて溶くのがいいようです。人によって塗りやすい粘度があるので微調整しましょう。お湯を使う場合は人肌より少し熱いくらいにしてください。熱湯で溶くと色素が失活してしまい染まらなくなります。使用量はイラストを参考にしてください。

ドレッシングボトルで塗る場合

初心者におすすめです。特に、根本だけに塗ることが簡単にできます。ただしマドラーで混ぜるより少し混ぜにくいのでしっかりと振ってください。

手で塗る場合

図の分量でボウルを使って混ぜてください。ヘナは比較的ダマになりやすい(ハナヘナはまだマシですが...)のでしっかりと混ぜてください。マヨネーズの硬さ〜ちょっと柔らかいくらいが目安です。

3.塗布の方法

ヘナの塗り方も2通りご紹介します。

ドレッシングボトルで塗る場合

塗りたい箇所にドレッシングボトルの先をつけて、ヘナを出してください。そして、ドレッシングボトルを持っていない方の手でよくもみ込みましょう。もみ込むと言ってもあくまでも頭皮に付けようとするのではなく、白髪の部分につけるイメージです。このとき頭のてっぺんから塗っていき、髪をトップにまとめていくとやりやすいです。

手で塗る場合

指で髪を分けて、手ですくったヘナペーストを塗ってください。これもトップから塗ってまとめていくとやりやすいです。どちらの方法でもたっぷり塗ってください。

4.失敗しないコツ・たっぷり塗ること!

初心者の方がヘナ染めで失敗するほとんどの場合は塗布量の問題です。ヘナは天然100%の自然染料。髪にちょっと付いたくらいでは染まりません。たっぷり髪の毛が隠れるくらい塗らないと染まりません。

これくらいは塗りましょう。

5.ヘナが顔に垂れるのを防ぐために

顔にヘナペーストが垂れるのを防ぎましょう。額周りや襟足周りなど顔と塗った部分の境目にティッシュやキッチンペーパーをはります。

6.放置時間と注意事項

最後に乾燥防止でシャワーキャップやラップを巻いてできあがりです。放置時間はヘナナチュラル単品かインディゴを混ぜているものかで変わってきます。できるだけ時間は長く置いた方が染まりますが、ずっとつけたままもなかなか初めはストレスになるので無理しない程度から始めていきましょう。最低1時間も置けばちゃんと白髪は染まります。

こちらにティッシュの貼り方、ラップの巻き方の動画がありますので参考にしてください。

まとめ

注意点としては、たっぷり塗ること、しっかり放置時間を置くこと、流すときにシャンプーをつけないこと(トリートメントはOK)です。

ハナヘナを流すときのコツ

それでは最後に流すときはどうしたらいいの?シャンプーしていいの?を解説します。

ハナヘナナチュラル単品で染めるとき

ハナヘナナチュラルで髪を染めるときは髪がごわついて気になる場合はシャンプーしてもかまいません。ヘナのオレンジ色素は一度髪に入るとまず抜けません。シャンプーで落ちる色はどのみち数日のうちに落ちてしまう表面に付着したていどの色素です。ただしあまり強くはしすぎないようにしましょう。

トリートメントは使ってもかまいません。ハナヘナのあとはトリートメントのなじみがいいのでつけすぎてべとつかないように少量にしましょう。

ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴで染めるとき

これらのハナヘナで染めると、染めたては緑色なのですが1~2日たつと望みの色に発色します。この色の変化があればシャンプーしてもかまいません。色落ちはほぼしなくなっています。ですので染めたてはシャンプーはしないようにしてお湯洗いにしてください。濡れている時間が長くなるほど発色はきれいになります。発色するまでは自然乾燥が理想です。

トリートメントは使ってもかまいません。髪がごわつく場合はシャンプーではなくトリートメントで解消してください。

乾かし方は?

ハナヘナナチュラル単品で染める場合ならいつも通りに乾かしましょう。

ハーブブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴをつかって染めた場合はできるだけ自然乾燥、または八分ドライくらいにしましょう。インディゴの色素は水分がある時間が長いほうがより一層きれいに染まります。

セルフヘナにビビりは必要なし!

ヘナのセルフ染めは、市販の白髪染めと使い勝手がかなり異なるので、はじめは苦労するかもしれません。しかし、一般のヘアカラー剤とちがい、ヘナの薬液そのものは害はないので、肌についても問題ありません(アレルギーは除く)。ヘアパックをするイメージで、気軽にハナヘナセルフ染めを楽しんでみましょう。

その他ハナヘナについて知りたいことはこちら→ハナヘナQ&A-ハナヘナ基礎知識と商品効果について-