『頭皮にしみるので白髪染めにはオーガニックカラーを』は正解なのか

オーガニックシャンプー、オーガニック洗剤、オーガニックコスメ…。

体に優しいものをということで『オーガニック』という言葉があふれています。

体に優しいからオーガニックなものをという風潮。

中でも今回は白髪染めにオーガニックカラーというものについて考えてみました。

オーガニックの意味





オーガニックというのもそもそもは『有機の~』の意味です。

元をたどればオーガニック野菜から日本では始まっていると思われます。

有機野菜はほかの無機肥料の野菜に比べて自然の肥料を使っているから、化学的に合成された肥料を使っていないから体に優しいという認識から流行りました。

今でも有機野菜というネームバリューをもらって売るにはなかなかハードルが高いままです。

いろんな条件を満たさないと有機野菜を名乗ることはできない、付加価値のある言葉です。



ですので日本では、オーガニック→有機の~、という意味合いから、オーガニック→体にいい、にかわっています。


オーガニックカラーとは?



ヘアカラー剤の成分に有機というのは関係ありません。

野菜が使われているわけではないですからね(;^_^A

ということは結局のところ、オーガニックカラーというのは『からだにいい(または良さそうな)ヘアカラー』ということになります。

そしてその体によさそうというのは天然ハーブ系の成分ということになります。

つまりオーガニックカラーは『天然ハーブ系成分が配合されているヘアカラー』ということになります。

ここでポイントは配合さえされていれば量は問わないところです。

なにせ天然ハーブ系成分が大量でも、ジアミンなどアレルゲンになりうる成分は2%でも入っていれば染まりは格段に良くなります。

でもアレルゲンです。

判断が分かれるところですよね。

まとめ



頭皮がしみるので白髪染めにはオーガニックカラーで、というのはある意味正解ともいえるし、不正解ともいえます。

本人がなんの物質で反応しているのかが特定できないと根本的な解決にならないからです。

オーガニックカラーなら安心、というわけでは必ずしもないんですね。



オーガニックカラーにするなら、個人的にはヘナの方がいいと思いますけど。