ヘナを白髪染めでつかう一番効果的な方法とは?

ヘナを白髪染めでつかう、と書いてますが正確にはハナヘナを白髪染めでつかう、です。

ヘナとハナヘナを同じものとしてあつかうとややこしくなるので。

ヘナ=ハナヘナではなくて、ヘナ⊃ハナヘナって感じですかね、わかりにくいか(;^_^A

ヘナは白髪染めだけどケミカルな白髪染めとは別物として考える



よくまちがえやすいのは普通のケミカルな白髪染めとおなじようにして使ってしまうことです。

ケミカルな白髪染めは通常、一液とよばれる色素成分と脱色作用のあるアルカリ成分を二液といわれる過酸化水素水を混ぜることで化学反応を起こし、髪の色素であるメラニンを脱色させつつ色素を髪に入れ込み、髪の中で重合という反応を起こして色素が抜けないようにすることです。

この反応はけっこう強い反応となるので髪は傷みます。

しかも速やかに行われるように調整してあるのでヘアダメージはなかなかのものになります。


しかしヘナでの白髪染めはぜんぜん別物で、布を絵具の溶液につけこんで染めるようなものです。

時間はかかりますが素材を傷めるようなことはなく、ゆるやかに髪に色素を浸透させるのです。

ですから同じ使い方ではヘナは全く染まらないといっても過言ではありません。

具体的な使い方のコツは?



ヘナは普通のケミカルな白髪染めのように液が少しついていれば反応するようなものではありません。

ですのでポイントは大きく3つ。

①塗布量

②時間

③前処理と後処理

です。

①はとにかくたっぷりと。

髪の毛がみたされるほどの量が必要となります。



ロングの毛先まで染める場合これくらいの量が必要となります。

②は最低45分は放置したいところ。

ヘナナチュラルだけなら何時間でもおけますし、置けば置くほどよく染まり髪はキレイになります。

インディゴが混ざっている場合は長くても2時間となります。

③塗る前はノンシリコンシャンプーなどの皮膜成分の入っていないシャンプーをつかい、髪に余分なものをつけない状態にすることが肝心です。

染めた後もヘナナチュラル単品ならシャンプーしてもかまいませんが、インディゴが混ざっている場合はシャンプーせずにお湯洗いだけにすることによって染めをよくします。

洗顔フォームなんかでも色落ちはするので洗顔も要注意です。



この3点を心がけるだけで染まりはグッとよくなります。

コツさえ覚えればヘナ染めはむずかしくありません。

慣れは必要ですが髪や体を傷めることはありませんので肩の力を抜いて楽しんでヘナを使ってみてください。