髪のダメージが治る!?トリートメントの誇大広告にだまされるな!

ヘアダメージを治します!

傷んだ髪を集中補修、元通りに!

こういったトリートメント広告よく見かけますよね…。

本当にそうなんでしょうか?

『髪が治る』は法律違反!?



ヘアカタログやファッション雑誌でよく見かけるこの『髪が治る』という表現。

ドラッグストアのポップなんかでも見ます。

これ実は薬事法違反。

体に関するもので『治る』というのは医薬品だけに許された表現なんです。

ヘアケアで使われるものはほぼ化粧品。

医薬品でもないのに『治る』はおかしなことなんです。

もちろん理美容室でのヘアトリートメントもおなじこと



そもそも髪の毛は死滅細胞。

死んだ細胞を治すっていうのはよくわからない理屈です。

肌はターンオーバーを繰り返して例えば怪我したり火傷したりして傷んでも細胞が生きているので新しく細胞を作り治してくれます。

しかしおなじく死滅細胞である爪が割れたとしても、割れた爪自体は修復しません。

当たり前ですね。

大やけどで炭化してしまった肌が新しい細胞によって元に戻ることはあっても炭化した肌そのものが元に戻ることはけっしてないのです。

現代科学では髪の毛の傷みは修復できないのです。

トリートメントにできるのは髪にハリコシツヤをあたえ手触りをよくすることだけ



髪自体の修復はできませんが触感をよくすることはできるのがトリートメントの役目です。

もしも医薬品並みの効果をうたっているトリートメントを見かけたら無視するのがいちばんです。