湯シャンとハナヘナ染めの相性を考える

最近流行りの湯シャンですが一般的なヘナ染め、ハナヘナ染めとは相性があるんでしょうか。

っていうか湯シャンってなに?という人もいると思うのでまずはその解説から。

湯シャンとは?

夜たいていの人はお風呂に入ってシャンプーしますよね?

シャンプー剤をつかって泡泡になりながらいい匂いに包まれて髪と頭皮を洗います。

湯シャンというのはこのときシャンプー剤をつかわないシャンプーってことです。

あれ?

シャンプー剤つかうからシャンプーなんじゃないの?って思ったあなた!

シャンプーの語源はインド語のチャンピっていう【マッサージ】を意味する言葉です。

ですので頭皮をゴシゴシして気持ち良ければシャンプーなんです。

湯シャンとハナヘナ染めの相性

これは可も不可もありません。

全ての人は肌を守るために皮脂を分泌しています。

 

これがあまりにも過剰すぎると髪がべたべたになります。

逆に少なすぎると乾燥してフケやかゆみがでます。

過剰状態は髪の毛にたっぷり皮脂のコーティングがされているので、ヘナ染めはともかくインディゴを使った粉の場合は染まりが悪くなります。

少なすぎる人の場合はインディゴでかゆみがでやすいこともあります。

 

とはいえこれはシャンプーしてても同じことが言えるので、湯シャンとハナヘナ染めは相性が悪いとは言えません。

湯シャンのメリットデメリット

現代人は身体を界面活性剤で洗いすぎと言われています。

上にも書いたように皮脂というのは体にとってなくてはならないもの。

界面活性剤(シャンプーや石けん、ボディソープ)をつかうとそれを過剰に取り過ぎてしまうことがあるのです。

極端に皮脂がないと、体は【皮脂がない、守らないと!】という指令を出してより一層皮脂を過剰に分泌しようとします。

これでは悪循環なんですね。

 

湯シャンはお湯洗い。

一般にお湯は水より汚れを落としやすく、かつ汚れの7割はお湯だけで落ちると言われています。

しかもほとんどの人は湯船につかるので界面活性剤を使わなくても汚れはじゅうぶん落ちるのです。

そして皮脂を過剰に取り過ぎない。

これが一番のメリットなんですね。

 

ただしそんな湯シャンの弱点は体臭をマスキングできないこと。

シャンプーやボディソープにはいい香りがついていて、体臭をある程度かくしてくれますが、湯シャンでは無理です。

また、ずっと界面活性剤をつかう生活をしているといざ湯シャンに変えようとしたとき体の状態はそれに追いつかずしばらく皮脂過剰状態になります。

これがデメリットです。

そういう人はミックスハーブなどハーブを使えば自然に移行しやすいです。

まとめると

湯シャンとハナヘナ染めは相性は悪くありません。

下手な髪の毛コーティングしまくるシャンプーよりは相性はかなりいいでしょう。

湯シャンには体臭のマスキングはできませんがハナヘナで染める人なら髪からヘナのいい匂いがするのでそれも気にならないかもしれません。