ついでに毒について(笑)

シャンプー→経皮毒(経皮吸収)→毒

みたいな考えでやっぱりちょっとは勉強しないとねっと調べました。ざっとですがよろしくどうぞ!

まずは毒性学的には毒には大前提があります。

(1)「すべての物質は、天然食物を含め、毒物である」

(2)「生物は、毒物を摂取することを前提として作られている」

(3)「動物の中では、ヒトは、毒物の摂取に対してもっとも強く作られている」。

結構ショッキングですよね。特に、天然食物を含め、 あたり。あと、(3)で、よく毒性実験なんかでラットを使ったりしますがラットは毒にすごく敏感らしく、それと比べてヒトは一番強い、ということはラット実験の結果とヒトのそれとは大分結果に差があるというのもポイントです。
で、分類ですが、毒性にはざっと急性毒性、皮膚腐食性、皮膚・眼刺激性、感作性、慢性毒性、発がん性、催奇形性、突然変異誘発性(変異原性)、生殖毒性、生態系毒性なんかがあります。詳しくわけるともっとありますが。

で、毒性学の大原則が

『毒は量の関数である』

こと。そして大概の毒には閾値っていうのがあります。ある一定の量摂取すると発症するってことですね。花粉症と一緒。

わかりやすい毒性を見てみます。

まずは急性毒性。すぐ効果が表れる毒ですね。

よくみられるのは経口毒性、口に入れての毒性。

これは閾値ではなくLD50という単位?をつかいます。
これは、被験群のうちの半分の個体が死にいたる値です。
例えばラット経口でベンゼンだと3800mg/kgです。1kgのラットが3,8gのベンゼン飲むと半分の個体が死ぬってことです。

他にもカフェインだと190mg/kgで、珈琲1杯にカフェインは100mgくらいあるので体重50kgの人で90杯のんだら死ぬってこと。まあそんなに飲むことはないですから安全やなというのはわかります。ちなみに水で20L/kgだそうで。

次は慢性毒性。これは実験方法とかややこしいので割愛ですが、なにがややこしいって蓄積性やらはてはDNAへの影響とか時間とお金がかかるものがいっぱいです。
そういうことも考慮すると、万物は毒だって言うのもなんとなくわかる気がします。

非常にはしょってますが(笑)僕みたいな素人には充分ですw要するにポイントは

①偏りすぎるといけないこと(経口であれ経皮であれetc.)→量が問題だから

②怖がりすぎてはいけないということ(化学的なものも天然ものも)

③ヒトは意外に頑丈(解毒能力が高い)なので本来のヒトの体の強さを信用してそれを高めるような生活をすること

じゃないかなと思います。あと、①を踏み込んで考えると色んな食べ物を摂るということは偏るリスクを分散できるということです。さらにいえば、その摂取する食物自体、リスク分散できてるものを摂れてるかということ。

ムーさんの記事読んでつながったのがここです。

過肥料で育った野菜や家畜、本当に体に良いのか?味や効率重視で作られた食べ物、人間に例えると不健康な体じゃないのか?それを食べてるんだぞ…まあ神経質になるのもどうかと思いますが、一回考えるんも必要かなと。

最終的には体様ですよ。自分の体様が欲するものを摂る。本能が一番正しい。その正しい声が正しく聞こえるように
本能を研ぎ澄ますくせをつけたほうがいいんじゃないかなぁと自分に言うてますw