ハナヘナの疑問はこちらのブログから

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ヘナをした後は髪の毛がギシギシになりがち。

髪質にもよりますが特にダメージ毛は髪が固くなる傾向にあります。

これはヘナの中に含まれるタンニンという成分が髪を強くしてくれる半面、固くしちゃうからなんです。

じゃあそのあとはトリートメントした方がいいよね?

考えてみましょう。

 

ヘアサロンでヘナ染めした後…

よくあることですがヘアサロンでヘアカラーやパーマした後はトリートメントをすすめられませんか?

現代科学ではヘアトリートメントとはいえど、一度ダメージした髪の毛が完全に元に戻ることはありません。

ですのでいくら美容師さんが『髪の毛を治してくれます!』と言っても嘘です(笑)。

だいたいの場合ヘアサロンでするトリートメントというのは

  1. 髪の毛を収斂(引きしめ)させて
  2. 髪の中に補修成分といわれる物質を入れて
  3. 表面をコーテイングして補修成分をとじこめる

という三段階トリートメントです。

個人的にはこういうヘアトリートメントはした直後はいい感じですが一週間もすれば元に戻るし、髪に必ずしもいいかと言われればそうでもないのでする必要はないと思っています。

が。

ヘナ染め後は書いた通り指通りが悪い場合が多々あります。

ギシギシ感は傷んでるわけではないけどいい気がしない場合はトリートメントしてもいいと思います。

自宅で染めたときは…

これもサロンでした場合と同じで、ギシギシがいやならトリートメントしちゃいましょう。

気にならないならしなくてもいいです。

トリートメントはしてもしなくても正直染まりには影響なし!です。

注意しなくてはならないのは

ヘナ染め前にトリートメントは絶対しないでください。

染まりが悪くなることがあります。

特にインディゴを使っているハーブブラウンやハーバルマホガニーではかなり染まらなくなるのでやめときましょう。

 

テレビのCMでよく見かける芸能人が使っている市販カラー剤…。

みんなきれいに染まってるけど本当に彼女たちは市販の白髪染めなんかしてるの?

誰しもが心の中でちがうだろー!って叫んだことはあると思います。

古いですね…古い。まだ使われるのか。

 

芸能人がセルフカラーしてることはまずない

そう、ないのです。

特に女性芸能人で美容系のCMにでるといえばモデルさんが多いですが、彼女たちには専属のスタイリストさんというのがいます。

スタイリストさんが仕事前に彼女たちのメイクやヘアスタイルなんかをプロデュースするわけです。

たまにその人たちがヘアカラーもすることがあるようですが、だいたいは外でさらにいきつけの美容室があるわけです。

自分で白髪染めするような芸能人は妊娠・出産なんかでいっとき仕事をいれてない(いれられない)ような方たち。

 

ではなぜ自分で染めないかというと

きれいに染められないから

です。

そりゃそうです、理美容師ですら自分で、テレビに出ても恥ずかしくない、というかむしろこの人美しいわ~って言われるレベルに染めることは無理だからです。

 

じゃあ市販の白髪染めじゃあ全然きれいに白髪染めできないの?

必ずヘアサロンいかなきゃきれいなワタシは維持できないの?

って言われるとそうでもない。

ヘナ染めなら何とかなる

わけです。

最初はちょっと戸惑いますけどね。

でも慣れればむしろテレビに出てる芸能人よりきれいな髪でいられるかも。

そんなポテンシャルがあるのです☆

今回はヘアカラー、とりわけ白髪染めの時間について考えてみたいと思います。

あなたはいつもどうやって白髪を染めていますか?

ヘアサロンで?

家で市販の白髪染めを使って??

ヘナ染めには興味あるけど今までしてきた白髪染めよりめんどくさかったらちょっとなぁ…。

その辺考えてみましょう。

美容室などヘアサロンで白髪染め

ヘアカラー剤にはいろいろありまして、それらの取り扱いもサロンによってまちまち。

ヘアマニキュア、アルカリカラー、酸性カラー、HC染料、ヘナなど…。

商品名もいれると美容室の数だけあるんじゃないの?ってくらい種類があります。

今回はその中でもいちばんポピュラーな白髪染め、アルカリカラーで考えてみます。

時間は?

今回はヘアサロンで、ということを考えると来店から退店までを合計します。

ホントは移動時間も合計したいんですがそこは人によってそれぞれなので各自足してみてください。

来店→カウンセリング(5分)→準備(2分)→塗布(10分)→放置時間(25分)

シャンプー&トリートメント(15分)→ドライ(10分)→レジ(1分)

だいたいですけどこんな感じで前後ありますがだいたい1時間15分くらいですかね。

料金は?

これもピンキリでカラー専門店なんかの安いとこなら2000円くらいですむとこもあれば1万円近いところもあります。

 

セルフでアルカリカラーで白髪染め

市販で売られてる白髪染めはほとんどの場合アルカリカラーかヘアマニキュアです。

今回は手馴れてる人としてざくっと計算。

時間は?

薬剤さえ準備できていればあとは塗るだけです。

塗布(15分)→放置時間(25分)→シャンプー&トリートメント(10分)→ドライ(10分)

こんなもんですかね。

だいたい1時間もあれば終わります。

 

ハナヘナでセルフヘナ染め

一般的には長く思われがちなヘナ染め。

今回は一度染めで考えます。

時間は?

塗布→(15分)→放置時間(45分)→お流し(5分)→ドライ(10分)

これくらい。

シャンプーは基本しないのでお流しで。

1時間15分ほど。

 

比較してみよう

いちばん時間が短いのはセルフで市販の白髪染め。

移動時間を考えると時間がかかるのはヘアサロンで染める場合です。

その分手間は少ないですけどね。

じゃあセルフヘナが真ん中かというとそうでもありません。

ヘナ染めの放置時間は45分とありますが、これはもっと長くても問題ありません。

むしろ長く置くほどに染まりはよくなります。

じゃあ時間かかるじゃない!と思われるかもですが、そうじゃないんです。

 

ヘナ染めの場合、放置時間にたいしてナーバスになる必要はなく、適当でいいんです(笑)。

なので塗りさえすれば他の事、家事や食事、趣味に没頭しても問題なし!

自由に動けるんですね。

逆にサロンで染める場合は拘束時間がしっかりあるし、セルフ白髪染めもそう。

決まった放置時間をオーバーすると皮膚や髪が傷みます。

ハナヘナはその辺気にすることなし!

 

なので実はセルフヘナの場合、塗布時間しか実質かからないんです。

 

塗る段取りさえ覚えれば一番時間をうまくつかえるのはハナヘナ染めなんですね!

 

ヘナ染めを『えいやっ!』とはじめてやってみたけど、なんか思ってたように色がでない…。

そんな経験、ヘナをしたことのある人はだれしもあると思います。

髪の屋 菅野は店舗にて実際にお客さま相手にも毎日ハナヘナをやっています。

そんな中で【失敗しない】【プロが使う】技を教えたいと思います。

失敗しないヘナ染めは【押しつぶす】こと

普通のアルカリカラーなどの白髪染めとちがい、ヘナ染めのいいところは刺激がほぼないからそこまで取り扱いにナイーブにならなくていいところ。

ただしアレルギーのない場合にかぎります。

 

初めてのヘナのあと、ラップを巻いた後どうしてますか?

巻いて終わり?

そこです!!

ハナヘナで染めるなら安心安全なんでこうやって押しつぶすのが正解なのです。

普通のアルカリカラーで染めるとこんなことしたらえらいことになります。

ハナヘナななら問題なし!

ガンガンおして中の空間を隙間なくつめるようにしちゃいましょう。

こうするとムラなく白髪を染めることができます。

さらにダメ押しのイチオシアイテム

これは微妙にちがいますが、おすすめの100均アイテム!!

こういう厚手の生地で幅の広いヘアバンドがおすすめなんです。

液だれも防いでくれるしきつすぎない圧力が一番気になる顔周りの染まりを促進!

しっかり染めあげてくれます。

まとめ

簡単なことなんですけどこういう小さな技がヘナ染めではプラスになります。

ぜひ一度試してみてくださいね!

世間では?【クラウニング】と言われるメイク方法が流行ってるらしいですね?

いや実際本当に流行ってるかどうかは知らないんですけど(笑)。

この【クラウニング】というのはどうやら肌のベースを整えるようなメイク方法とのこと。

肌のくすみやシワ、クマなんかをカバーするベースをこさえたうえでメイクするという。

色味補正がメインのようです。

詳しく知りたい人はググってみてください☆

髪におけるクラウニングとは?

ハナヘナで白髪を染めるうえでのクラウニングというのは要するに

  1. 髪の状態を染まりやすいように整える
  2. 色味を補正しながら染める

この二点ということになります。

1.は素髪

髪に余分なものがなにもついていない素の状態を作る。

よけいなものがついていると、なにぶんただの葉っぱですから染まりに悪い影響が出てしまいます。

できるだけDO-Sシャンプーのようなノンシリコンノン皮膜なシャンプーで髪を洗っておきましょう。

 

2.は二度染めです。

二度染めというのはまずハナヘナナチュラルのオレンジで白髪を染めておき、その色味補正にインディゴの藍色でさらに白髪を染めるというもの。

二回連続なんで二度染めと言われます。

手間と時間はかかりますがヘアサロンでプロが染めたように美しいダークブラウンに髪が染まります。

まとめ

髪のクラウニングは素髪に二度染めを行うというものです。

素髪は髪自体のコンディションもよくなるのでヘナ染めの前後以外でもおススメです。

また、二度染めも一度目のヘナナチュラルの成分の効果で髪のダメージをましにしてくれますし、健康な髪も紫外線から守ってくれるなどいい効果ばかりです。

 

美しい髪を作るベースにいかがでしょうか☆

 

週一定期更新店長ブログです☆

今回は髪の屋 菅野リアル店舗のお客をさまご紹介です。

毎月ハーブマホガニーで白髪を染めています。

なぜ『ふわっと』なのか

それはハナヘナの働きのひとつに髪にハリコシをあたえるというものがあるため。

ヘナの成分のタンニンが髪に入りこみ髪を丈夫にしてくれます。

それがボリュームを生むわけです。

毎月してるから染める前でもこのふわっと感。

なぜ『ツルっと』なのか

ツルっとした艶や手触りは要するに髪の表面がととのっているからわかること。

またまたヘナのタンニンという成分が髪の表面をととのえてくれたり、ヘナのオイル分が髪の表面をコーティング。

さらには傷んだ髪なら髪の引きしめ効果で健康な髪の状態に近づけてくれるのです!

さらに白髪も染まってしまう。

いやーな白髪を染めながら髪をきれいにしてくれるなんて、ぜいたくな白髪染めですよね☆

まとめ

今回はハーブマホガニーでしたがこれがハナヘナナチュラルならその結果はよりわかりやすくなります。

オレンジがきびしい人はハーブブラウンやハーブマホガニー、二度染めをつかってみてくださいね!

 

日本でもっとも手軽に使えるヘナといえばダイソーヘナでしょう。 なにせ80gで108円。

簡単かつコスパよくかつヘナで染められるというのはダイソーヘナしかない!(ものの是非はおいといて)

それでは100g1620円のハナヘナとはどう違うんでしょうか?

比較してみたいと思います!

 

 

と思ってたんですがどうやらダイソーヘナ、現時点で販売が終了してるとのこと!

知らなかった…。

ものがないのでかつて書いてたブログから引用(というか記憶をたどって)して書きたいと思われます。

匂いについて

ハナヘナは粉の段階からい草とか、なまなましく草の香りがします。

ちっちゃいころ野原や畑のあぜで遊んだ時のように草をつぶした時の匂い。

オトナはそのなつかしさからハナヘナにうっとりします(笑)。

 

ダイソーヘナはどうか。

なんというか薬っぽいにおい。

なんか入ってるんですかね…。

いい感じはしないです。

溶いてみると…

ハナヘナはお湯にとくと比較的簡単には溶けるんですが、しばらくはダマが残ってます。

時間を置くと完全に溶けてすごくねっとりしてきます。

この粘りは食物繊維です。食べるわけではないですけど。

 

ダイソーヘナの場合はすぐに溶けます。ええ。ダマになりません。

不自然なくらいあっさり溶けます。

食物繊維はどこにいったのでしょう。

 

ハナヘナにしてもそうなんですが劣化したヘナは食物繊維がなくなるというかおそらく分解します。

一年前くらいのハナヘナナチュラルを溶くとこれまた一瞬で溶けるんですね。

粘りもなくサラサラになるんです。

そう、あっさり溶けるヘナは劣化して古いやつの可能性が高いんです。(インディゴはまたちがうけど)

うーんダイソーヘナ怪しい。

染まりはどうか

これはハナヘナはもちろんダイソーヘナもそれなりに染まるんですね。

上の仮定が正しいなら、劣化してても染まりはいいという不思議なものに。

…なんかケミカルのにおいがしますが…検証できないので何も言えません。

まとめ

結局ダイソーヘナがケミカルヘナかどうかはわからないですが、安いには安いなりに理由があります。

なにせヘナの原産地インドのヘナの原価価格より安いそうなので(笑)。

そりゃあやしさ満点です。

それでもいいという人ならそれでいいですが、ちゃんとしたヘナの適正価格だと思いますよハナヘナは。

もっともヘナのポテンシャルを引き出したヘナですから。

 

最近だと『ノープー』なんていう、つまりはシャンプー剤を使わないシャンプー(洗髪だよね)が一部流行ってきています。

うちでもずいぶん前からノープー、つまりは湯シャンをお客様にはすすめています。

ヘアサロンなのにシャンプー剤つかわないのをすすめるとかちょっと笑えますが(笑)。

 

それではなぜ湯シャンをすすめるのか?

ハナヘナとの相性はどうなのか?

考えてみましょう。

なぜ湯シャンがいいのか?メリットデメリット

湯シャンは字のごとくお湯だけで髪を洗うことです。

そもそも髪を洗うという行為の目的はなんでしょう?

①髪を洗う(髪の汚れを落とす)

②頭皮を洗う(頭皮の汚れを落とす)

③匂いをどうにかしたい

だいたいこの辺かなと思います。

洗髪の歴史を長々と書くとたいへんなので割愛しますが、こんなにシャンプー剤という界面活性剤をつかって髪を洗いだしたのはここ最近のこと。

戦後なんかは週に一回は洗髪しようぜ!くらいのキャッチフレーズでした。

 

お湯洗いというのは実は優れていて、①と②は毎日のようにお風呂に入る現代人は楽にクリアできます。

③はびみょーに残りますが、髪に鼻をべったりつけてにおわない限りそこまで気にはなりません。

そう、湯シャンだけで髪は洗えるのです。

 

ではデメリットはないのでしょうか?

 

あるとすれば、整髪料は湯シャンでは取り切れないというのと、なんとなくきれいになった感じがしないという体感だけです。

むしろシャンプー剤を使うことのデメリットの方が多いのです。

 

たしかに①,②,③は簡単にクリアできますが、界面活性剤を体に使うことで肌の油分をとりすぎてしまい、結果乾燥肌になってしまったりかゆみがあったり。

油分がないため体は適応しようと多めに脂分をだしてべたついてしまう…悪循環が起こってしまうわけです。

シャンプー代もかかりますしね。

 

ですので髪の屋 菅野では湯シャンは積極的に進めているわけです。

ハナヘナと湯シャンの相性は?

とはいえ、ずっとシャンプー剤で過ごしてきてるとなかなかノープーは違和感があるもの。

強要はしません。

ただ、ハナヘナを使っているとだんだんと体にいいことをしようと思いはじめることが多いのです。

せっかく白髪染めにからだに負担ないハナヘナを使っているんだから!となるんですね。

そういう意味でも湯シャンとハナヘナは相性がいいです。

 

染まりに関しても下手にシリコンなど皮膜成分がしっかり入ったシャンプー&トリートメントを使うよりは湯シャンしている髪の毛の方が染まりがいいです。

 

最後に

湯シャンにしていきたいけど、なかなかむずかしいのよね~という方はミックスハーブ、またはミックスハーブジェルソープから始めてみましょう。

シャンプー剤の代わりに使うだけです。

泡立ちはないですが軽くこすればさっぱりしっとり。

これがハナヘナのシャンプーです。

 

新年あけましておめでとうございます!←おそい

今年も始まりました~一年通してよろしくお願いいたします。

年が明けるとですね、やることいっぱいありまして(年末調整とか書類整備)腰据えてネットショップやっていきたかったんですけど、こんなタイミングになってしまいました(言い訳)。

がんばっていきたいと思われます。

ハナヘナで髪質改善とはどういうことか

髪質改善というと髪の毛がよくなる、という印象を受けます。

でも『髪の毛がよくなる』ってどういうことなんでしょうね?

パサパサでまとまらなかったり、クセ毛でうまくセットできなかったり、そういう扱いにくさがなくなることも『髪の毛がよくなる』。

傷んで指通りが悪くパーマもかからないほどハイダメージな髪の毛がきれいに見えるようになることも『髪の毛がよくなる』。

それらを少しでも解決できると髪質改善ということになります。

 

ハナヘナでこの髪質改善というのはできるのでしょうか?

 

ハナヘナをする前と後で髪の状態に変化があり、見た目にも扱いやすさにもプラスなら髪質改善。

これはハナヘナでは可能です。

基本的にそれを狙ってするようなものではないんですけどね…結果的にそうなるのがハナヘナ。

ただすべてがプラスでもないこともある

たしかに髪のまとまりがよくなったり見た目にも艶が出てきれいになるんですが、ハイダメージな髪であるほどハナヘナをすることによってマイナスになることもあります。

というのもハナヘナをすると髪はより強固に、コシがでるのですがハイダメージ毛の場合、それが行き過ぎて髪が固くなってしまうのです。

結果、もろくなる。

かるく髪が引っかかったりするだけで切れてしまうことがあるのです。

いいこともあれば悪いこともある。

なかなかすべてを完璧にできる魔法の粉はないんですね。

 

この問題を解決するには毎日するシャンプー&トリートメントを変えることが近道。

当店ではDO-Sシャンプー&トリートメントがおすすめです。

ハナヘナとDO-Sシャンプー&トリートメントのセットこそが髪質改善かもしれないですね。

 

クリスマスもやってきてとうとう年末、という感じがでてきました。

うちのお店(リアル店舗)もまずまず忙しくさせてもらっています。本当にありがたいことです。

 

さて年末年始のネットショップの営業のお知らせです。

基本的に年末年始も注文は受け付けております。

ただし発送に関しては12月31日(日)~1月3日(水)まではお休みとさせていただきます。

ですので12月30日の14時以降のご注文は新年1月4日の発送となりますのでよろしくお願いいたします。

 

今年も誠にありがとうございました。

来年もより一層のお引き立て宜しくお願い致します!

 

髪の屋 菅野 ハナヘナショップ

ヘナを使ってみたいけどやり方がよくわからないんだよ~シリーズ! 今回は『ヘナをなにで溶いたらいいのか?』について書いてみたいと思います。

基本は『お湯』

ヘナやインディゴを溶くのは基本的にインドでは水です。 とはいえインドとは気候がちがうわけですから日本ではちょっと冷えてしまいます。 なので日本では『お湯』が基本となります。 この場合、お湯といっても40℃~50℃がベストです。お湯というと熱湯を入れてしまいがちなんですがあまりにも高い温度だとヘナの場合は色素が変質して染まらなくなりますし、インディゴの場合は染色にかかわる酵素が失活してこれまた染まらなくなります。だからといって体温くらいだとあっという間に冷えてからだを冷やしてしまうのでやや熱めの40℃前後がベストというわけです。

温度によって染まり具合は変わる?

色素や酵素が失活しない程度の温度なら冷水でもそこまで染まり具合に差は出ません。体温で液自体だんだんと温かくなりますしね。理美容室で加温しているお店もありますが、僕個人的には染まり方に差はほぼないと考えます。それよりは加温による体調変化や頭皮の発汗による液だれの方が気になるのでうちのお店では加温しません。

よくあるコーヒーを混ぜたりレモン液を混ぜたりするのは?

これもあまり推奨しません。

ヘナは天然植物で天然100%で使うなら、その染まりをコントロールするのはかなり難しいものです。さまざまな混ぜ物をすることでそれを安定させることは困難で、さらにその混ぜ物のせいで肌に影響が出ないとも言い切れないのです。自己責任でそういったものを混ぜるのはかまわないと思いますが、シンプルなものをシンプルに使う方が気持ちいいかなと思います。

まとめ

ヘナもインディゴも天然100%の植物ですのでその特性に合った、生き物として使用するのがベストです。生物としてのヘナとインディゴなら熱湯は使えないし余計な混ぜ物は必要ありません。ハナヘナはじゅうぶんに白髪を染めてくれます。

本日はハナヘナするときの使用量というものについて考えてみたいと思います。

自分にはどれくらい使う必要があるのか?

最低限使わないと染まらない量っていうものがあります。

髪の量や長さ、どの程度染めたいかによって使う量は違う



これはホントそのまんまです。

長さや量はさておき、根元の伸びてきたとこ2~3センチだけ染めたいっていう場合はだいたい一律50g~60g使えば事足ります。

お湯の量は粉に対して3.5倍~4倍。

お好みでいいんですがマヨネーズくらいの柔らかさが目途と言われます。

ちなみにお店ではハナヘナナチュラル単品なら4倍量のお湯、インディゴが混じってくると3.5倍+10gのお湯でやってます。




髪の長さ別でいうと(量は写真から推測してみてください、一回やればだいたい掴めるはず)(ちなみに毛先まで染める場合ね)



これで70gほど。



これで90g。



これで110gくらいを目安にしてみてください。

ここから髪の量で+-10g~20gくらいですね。

まとめ



無論しっかり染めたいならケチらない事!

ケミカルなヘアカラーと違って髪に付いてれば染まるってものではございやせん。

きちんと髪が液で覆われてないとダメです。

とにかくたっぷりと塗りましょう。

使っているうちにどの程度の量なら染まるな、っていう自分の基準がわかると思います。

そこから微妙に調節するようにしていきましょう。

問い合わせの多いハナヘナ後のシャンプーについて。

いきおいよくハナヘナをしてみたものの、そのあとどうしたらいいのかわからなくなるものです。

ヘナだけに限らず普通のヘアカラー後のシャンプーも、ヘアサロンによって言ってること違うし。

『2日はシャンプーしないでね~』

という人もいれば

『すぐシャンプーしてね~』

とか。

どっちやねん!!

あるあるですねあるある。


ハナヘナナチュラルで染めた場合



これはですね、『ハナヘナナチュラルのみで染めた場合はすぐシャンプーしてOK』です。

多少色落ちしますが、それはヘアカラーと同じでどのみちすぐ色落ちする表面にのってるだけの色素です。

絶対近いうちに落ちます。

それよりはさっさとシャンプーしてゴワゴワ感をとってしまいましょう。

ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴで染めた場合



ではハーブブラウン、ハーブマホガニー、インディゴで染めた場合は?

『1~2日の間は湯洗いのみで。染まった部分が緑色からそれぞれの色に変化したらシャンプーしてOK』

これです。

インディゴ使った白髪染めすると染めたては緑色です。

これはインディゴの葉っぱの葉緑素の色。

インディゴの色素のもとになるインドキシルって物質は無色です。

1~2日おいてるうちにインドキシル二分子が結合してインディゴになります。

これが藍色。

この色の変化が終わり次第シャンプーして大丈夫です。

インドキシルは水に溶けるけど、インディゴに変わってしまえば水に溶けなくなるのでシャンプーしてもほぼ色落ちしません。

なのでハナヘナの種類によって使い分けしましょう☆

最近知名度が上がり始めた湯シャン。

やっと認知度が上がり始めてきたように感じます。

そんな中、今まで通りのシャンプー剤を使ったシャンプーと湯シャンはどっちがいいのか?

そしてヘナをしてる人にはどっちが合ってるのか?について解説してみたいと思います。

湯シャンのメリットデメリットとは





そもそも湯シャンとはお湯洗いでするシャンプーのこと。

あれ?泡立つシャンプー剤つけてないとシャンプーって言わないんじゃないの?

いえいえ、もともとシャンプーの語源はチャンピというインドの言葉でマッサージするという意味(諸説ある)。

お湯洗いで髪を洗うのもシャンプーといっても問題ないのです。



お湯で髪を洗うというのは要するに髪をお湯ですすぐということ。

このときあまり頭皮をがりがりこすらずにマッサージ風にやさしく洗うのがコツです。

最近知名度が上がり始めた湯シャン。

やっと認知度が上がり始めてきたように感じます。

そんな中、今まで通りのシャンプー剤を使ったシャンプーと湯シャンはどっちがいいのか?

そしてヘナをしてる人にはどっちが合ってるのか?について解説してみたいと思います。

メリット



よくシャンプー剤は化学合成品だから体に悪いみたいなこと言われますが、そこじゃないんです。

シャンプーが体に染み込むってことはまずありえないですからね…(飲み込んだり目に入るのは…w)。

湯シャンのメリットはズバリ!肌の油分を取り過ぎないことこれにつきます。

肌の油分が必要最低限保持されることで肌状態はいいし、なによりその油層にすむ皮膚常在菌もあるていど保たれます。

肌バリアを健全にともつことができるというのが一番のメリット。

デメリット



よくいう加齢臭などの人の脂分による匂いというのはどうしてもマスキングされません。

そこは香料の勝ち!ですね。



ちなみに洗剤で洗わないと雑菌があって汚いじゃないか!

というのはお門違いです。

皮膚常在菌さえちゃんと正常なバランスで存在していれば善玉菌が優勢になり悪玉菌はなりをひそめます。

そもそも湯シャンVSシャンプー剤の構造がまちがい!



どっちが正しいというのはいちばん愚かしいことです。

どちらにもそれぞれメリットデメリットがあるので自分のライフスタイルに合わせるのが一番!

肌が弱い人はもちろん湯シャンのほうがメリット大きいですし、肌に負担をかけてもいいから匂いが気になる!っていう人なら肌に合いつつお気に入りのシャンプーを使えばいいのです。

肌に負担をかけずに匂いだけどうにかしたい、または髪の質感をツルツルにしたいなら髪の毛だけにシャンプー剤つけて洗うっていうのも手です。

ヘナユーザーはどうしたらいい?



個人的には湯シャンで構わないと思います。

ただしヘナをするときには髪に何もついていない方がいいので皮膜系のものが配合されていないシャンプーを直前に使うといいです。

その後は湯シャンでOK。

ただしヘナの香りが苦手な人はいい香りのするシャンプーでマスキングするのもいいですね。

まとめ



湯シャンとシャンプーがどっちが正しいとかいうのはあくまで低レベルです。

人はそれぞれ肌環境も違えば好みも異なります。

ちなみに僕は湯シャン派です(笑)。
ハナヘナのラインナップにニュートラルというものがあります。

(アワル)なんて書いてて、ぱっと見なんなのかわからないですよね(笑)。

今回はそんなアワルについて書いてみます。

アワルってなに?


ハナヘナニュートラルにつかわれているのは、カシアアウリクラタ葉という草の葉っぱです。

世界中にある植物でカシアとかセンナとか言われる中のひとつ、アワルをハナヘナでは使っています。

粉にした状態の見た目はヘナそっくりで、ヘナよりもさらにあざやかな緑色です。


匂いは畳の香りに似ていて、とても心地よいです。


これを髪に使うとどうなるかというと、色はほぼ染まりません。

白髪に対してはぬって30分ほど放置してやっと微妙に黄色っぽくなるかな?程度です。

黒髪にはまったくわかりません。

どういう効果があるの?


ハナヘナではアワルはヘナトリートメントとして思いに使われます。

アワルには収斂作用があり、傷んだ髪の毛を引きしめ、健康な髪に近づけてくれます。

引きしめると健康な髪に近づくの?ってお思いでしょうが、そうなんです!

簡単に説明すると、傷んだ髪の毛というのは髪の繊維がバラバラとほどけているような状態なんですね。

そのうえでキューティクルが剥がれ落ちてたり、中身のたんぱく質が抜け出てスカスカになっていたりしています。

これをキュッと引きしめてくれる作用がどのハナヘナよりも強いのがアワルなんです(ヘナやインディゴにも収斂作用はあるけどアワルほどじゃない)。

ヘナトリートメントとしてはどう使う?



ハナヘナではヘナトリートメントにはヘナナチュラル:アワル:ミックスハーブ=1:1:1で混ぜて髪の毛に塗布して使います。

ヘナナチュラル→髪のダメージホールを穴埋め。油分でかるくキューティクルをコーティング。

アワル→髪の収斂作用。

ミックスハーブ→手触りなど感触向上として。

こういう感じです。

そしてそれぞれの作用を緩和してくれるというのも特徴です。

それぞれ単品ではそれぞれの力が強すぎるということですね。

このバランスから、使う人の髪のコンディションによってヘナの割合を増やしてみたり、ニュートラルの割合を減らしたりと工夫ができます。

お好みの仕上がりを探してみると楽しいですよ☆
ヘナを使って白髪をしっかり染めたい!

とくにケミカルな白髪染めをずっとされてた人からすると切実な問題でございます。
なにせハナヘナは天然100%ヘナなので、普通の白髪染めのような化学染料での白髪染めに比べるとその染まりは負けてしまいます。
同じレベルの白髪染めをヘナに求めるとなると二度染めしかないんですね。

今回は電話でのお問い合わせから



例にしていきたいと思います。

髪の毛のほぼ全部が白髪で肩下くらいの長さの方からお電話でのお問い合わせです。

『一度他社のヘナで染めるとすべてがオレンジになりました。
仕事的に派手すぎるので色を抑えたいと思い、ハナヘナがいいと聞いたのでハナヘナのインディゴで染めるとほぼ真っ黒になりました。
これはこれで構わないのですがだんだんとダークブラウンくらいにしたいと思っています。
二度染めするとしてどうやったらいいですか?』


要約するとこんな感じです。

一度ヘナのオレンジで染めてるのでハナヘナインディゴで染まると二度染めとおなじ効果が出たんですね。
聞くと、放置時間は2時間ほどだったとか。
MAXですね(;^_^A


次回から伸びてきた白髪をだんだんとダークブラウンくらいにしたいということですがそうしたらよいのでしょうか?

考えられる解決法



①インディゴの放置時間を短くする



二度目のインディゴでの染めで放置時間を短くするというのがひとつめの解決法です。
だいたい30分~40分放置でいいと思います。

そのときの仕上がりでその後の放置時間をかえていけば好みの色にできます。
ただし注意しなければならないのは、塗る時間をそこそこ急がなければ最初と最後でびみょうに色の差ができてしまうということです。
素早く塗れるなら問題ありません。

②インディゴじゃなくてハーブマホガニー、またはハーバルブラウンで塗る



インディゴの代わりにハーバルブラウンやハーブマホガニーをつかうことでインディゴの量が調節できます。
これらはナチュラルとインディゴを混ぜたもの、つまりインディゴを薄めたものともいえるのでインディゴ単品で二度めをぬるより濃さは薄まります。

この場合は時間差による染まりムラはできにくいですが、その分時間がかかってしまうのが難点です。

③インディゴを水で薄める



考え方は②と同じです。
インディゴを薄めているので染まりは薄くなります。
ただし、水分が増えると垂れてきやすい&塗りにくくなるのであまりお勧めはできません。
簡単に薄めるならミックスハーブやニュートラルを混ぜるのも手です。

まとめ



いくらヘナでの白髪染めとはいえ、二度染めでヘナナチュラル、インディゴともに長時間おくと髪の毛は真っ黒に近いくらい染まります。
それが月一などになればなおさらどんどん濃くなっていきます。
そういう場合は①放置時間を短くする ②ヘナでインディゴを薄めるなどの方法を使い、染まりの濃さを調節しましょう。

上手く使えば時間も短くすることができるので負担も減ります。
楽しくヘナを付き合っていきましょう☆




ハナヘナで白髪染め。

どうしても通常の一度染めだと普通の白髪染めに比べるとぼやっとしてます。

それはそれで白髪がのびてきても気にならないという利点はあるんですけども。

やっぱりもうちょっとしっかり染めたい!という人もお気持ち十分わかります。

その場合は二度染めが有効です。

二度染めとは?





二度染めはまず初めに白髪をヘナナチュラル、ヘナ単品で染めます。

まずオレンジにするわけです。



そして続けざまにインディゴを塗ります。



こうすることで一番目の写真の毛先のようにしっかり染めることができるわけです。

間のシャンプーは?



ヘナを塗って流した時のシャンプーのことですね。

これは正直どちらでもよいです。

ペースト状のヘナさえ取れていたら次のインディゴには差し支えないので湯洗いでも問題ないのです。

個人的にはシャンプー入らないかなと思います。

というのも、ヘナ単品は脱脂作用があるので最初の段階で頭皮の脂を取っている状態です。

さらにシャンプーで頭皮の脂を完全にとってしまうとインディゴがちょっとキツイことがあるのです。

かゆくなったりしやすいというわけです。



また染まりに関してもヘナの色味がしっかり入ってる方がインディゴの色素のノリもいいので、シャンプーすることでヘナの色素をとってしまうことがあるので、あまりしない方がいいです。

まとめ



二度染めの間のシャンプーは

・基本なくていい

・ヘナには脱脂作用があるのでインディゴが体にちょっと負担がかかる可能性がある

・色の染まり自体もシャンプーはない方がいい

ということになります。
このあいだテレビでもやってたようですが、最近、

『白髪染め、やめようかな』

と考えてる人が増えてきているようです。

毎月1㎝はでてくるもんだし、なんなら3週間目あたりから気になってるし。

しょっちゅう染めてると不都合も多い…。

どうしようか迷ってる人に、プロの理容師として一言!言わせていただきます。

白髪染めをするメリットとデメリット



白髪染めをすることによって考えられるいいこと悪いことを考えてみました!

このあいだテレビでもやってたようですが、最近、

『白髪染め、やめようかな』

と考えてる人が増えてきているようです。

毎月1㎝はでてくるもんだし、なんなら3週間目あたりから気になってるし。

しょっちゅう染めてると不都合も多い…。

どうしようか迷ってる人に、プロの理容師として一言!言わせていただきます。

白髪染めをするメリット





これはヘナでも白髪染めでも関係なく総論で考えますね。

やはり一番大きな点では【若く見える】ということです。

白髪というのはあるだけでどうしても加齢感を感じさせてしまいます。

白髪の多い少ない関係なく黒い髪の中にきらりと光る白い線…目立っちゃうんですね( ;∀;)

そして白髪というのは加齢の象徴。

まあ最近は若い子でも白髪が多い子が増えてきたのでそういう雰囲気というか先入観も今後なくなっていくと思いますけど(;^_^A

それがなくなるというのはかなりメリットです。


また、これはヘアサロンでする場合の話ですが、髪の手入れをするいいチャンスになります。

ほぼ毎月白髪染めをすることが多い昨今。

逆に考えると毎月髪の手入れができるわけです。

カットやトリートメント(これが髪にプラスかどうかは置いといて)をすることにより女子力アップです。


白髪染めをするデメリット



これは使う薬剤によって変わってきますが、一般的なヘアカラーで考えると第一に

【髪が傷み】ます。

また、【においに気分を害し】ます。

さらに【頭皮も痛みがち】になり、そして長く続けることによって【お金と時間を多く使うことになる】のです。

なにより僕が心配になるのは【自分自身を受け入れられなくなる】ということです。

まとめ



加齢は誰にでも訪れるものであり、恥じるものでもありません。

本当は何もしないのが、体にとっても負担がなく健康的、受けいれさえすれば心理的にも心晴れやかです。

それでもなかなか白髪染めがやめられないのなら、まだ負担が少ないヘナはおすすめできますよ☆




オーガニックシャンプー、オーガニック洗剤、オーガニックコスメ…。

体に優しいものをということで『オーガニック』という言葉があふれています。

体に優しいからオーガニックなものをという風潮。

中でも今回は白髪染めにオーガニックカラーというものについて考えてみました。

オーガニックの意味





オーガニックというのもそもそもは『有機の~』の意味です。

元をたどればオーガニック野菜から日本では始まっていると思われます。

有機野菜はほかの無機肥料の野菜に比べて自然の肥料を使っているから、化学的に合成された肥料を使っていないから体に優しいという認識から流行りました。

今でも有機野菜というネームバリューをもらって売るにはなかなかハードルが高いままです。

いろんな条件を満たさないと有機野菜を名乗ることはできない、付加価値のある言葉です。



ですので日本では、オーガニック→有機の~、という意味合いから、オーガニック→体にいい、にかわっています。


オーガニックカラーとは?



ヘアカラー剤の成分に有機というのは関係ありません。

野菜が使われているわけではないですからね(;^_^A

ということは結局のところ、オーガニックカラーというのは『からだにいい(または良さそうな)ヘアカラー』ということになります。

そしてその体によさそうというのは天然ハーブ系の成分ということになります。

つまりオーガニックカラーは『天然ハーブ系成分が配合されているヘアカラー』ということになります。

ここでポイントは配合さえされていれば量は問わないところです。

なにせ天然ハーブ系成分が大量でも、ジアミンなどアレルゲンになりうる成分は2%でも入っていれば染まりは格段に良くなります。

でもアレルゲンです。

判断が分かれるところですよね。

まとめ



頭皮がしみるので白髪染めにはオーガニックカラーで、というのはある意味正解ともいえるし、不正解ともいえます。

本人がなんの物質で反応しているのかが特定できないと根本的な解決にならないからです。

オーガニックカラーなら安心、というわけでは必ずしもないんですね。



オーガニックカラーにするなら、個人的にはヘナの方がいいと思いますけど。
天然100%ヘナというとヘナタトゥーについて検索されてることが多いみたいですね。

一般に売られてるヘナタトゥーというものも、ただのヘナ以上に星の数ほど商品がいろいろあります。

答えを先に書いておくと

『ない!』

です(笑)。

ヘナタトゥーってなに?



ヘナタトゥーというのはインドなんかでよくされているヘナを使ったタトゥーのようなものです。



こういう絵をかいてしばらく時間を置き、ペーストをはがすと



こんな風に発色します。

これが肌のターンオーバーがおわるだいたい二週間くらい続きます。

インドではおまじないだったりおしゃれだったり体を冷やすために日常的に楽しまれています。

最近だと海外セレブの間で流行ってたりします。

消えるタトゥーなので体に負担も少なく、マメにいろいろな柄を楽しむことができると人気です。

天然100%ヘナじゃないとダメなの?



本場のインドでも天然100%ヘナでヘナタトゥーされてることは少ないようです。

少しでもいいから化学染料を混ぜる。

ちょっとググったら画像がたくさんでてきますが、上にある色よりもかなり濃く、黒に近い色で発色しているものもあります。

これはほぼジアミンをはじめとする化学染料が入っているのです。

より濃く長くもつので、アレルギーがない人には重宝されますが、万が一アレルギーがある場合、かなり腫れ上がり重傷を負うこともあります。

まとめ



個人的には一般に売られてるヘナタトゥー用のペーストにきちんと『化学染料入り』とあるものならかまわないのですが、実際には天然100%ヘナのように書いて売られているのでおすすめできません。

天然100%ヘナをペーストにしてヘナタトゥーしようとすると、どうしてもペーストが日持ちしません。

なぜなら天然100%だから保存料もなし!だからです。

ということは、ヘナタトゥー用のペーストで売られているものはすべて天然100%ではないということになります。

ただし、それが天然100%+保存料のものなら天然100%と言ってもギリギリありかと思います。

天然100%+化学染料+保存料なら気を付けた方がいいかと思います。